脳膜炎も訳なく治る  (昭和二十八年)

  此病気は医学では最も治り難い病気とされてゐるので、世人は非常に恐れてゐる。処が吾々の方では非常に治りいい病気となってゐる。それといふのは、至極簡単に日数も一週間位で治って了ふからであって、医師の手さへ余りかけなければ、治るのは間違ひない。之にみても浄霊と医療との違ひさは、多くを言う必要はあるまい。此原因は勿論薬毒が脳に固まり、それの浄化作用であるから、高熱によって毒が溶け、大抵は鼻血になって出て了ひ、それで治るのであるから大したものである。それを知らない医療は氷冷をするが、之が最も悪いのである。といふのは、折角熱で溶けやうとするのを、出さないやうに冷して固めるのであるから、一生懸命に治さないやうにする訳である。
  よく脳膜炎の予後は、痴呆症になるといって心配するが、之は前記の如く出やうとする毒血を、頭脳内に固めて了ふからで、それが為器能の活動が阻害されるからである。故に之だけ考えてみても、医学の迷蒙は呆れるより外ないので、全く医学は善意の罪悪といっても間違ってはゐないであろう。
        医師より見放された  脳膜炎より救わる(本文省略)